「ブログを始めたけれど一向にアクセス数が増えない」「アクセス数を増やすためにはどんな工夫をすればいいの?」など、ブログのアクセス数に関する悩みをお持ちでないですか?
ブログのアクセス数はただ闇雲に記事を書くだけでアップする訳ではなく、記事の書き方やSEO対策、解析などをきちんとおこなうことで増やすことができます。
では、実際にブログのアクセス数を伸ばしていくためには、どのような工夫をしていけばよいのでしょうか?
こちらの記事では、アクセス数を増やすブログの作り方を、テーマの決め方からアクセス解析の仕方まで詳しく解説していきます。
ブログのアクセス数が伸びないことに悩んでいる人は、ぜひ参考にしてみてください。
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アクセス数を増やすブログの作り方
「ブログのアクセス数が増えない…」と悩んでいる人は、Google検索エンジンからの評価が低い可能性が高いです。
ではGoogleの評価はどのようにすれば上がるのかというと、SEO対策の強化や閲覧しやすいサイトづくりをおこなう必要があります。
そのためには、テーマの決め方・記事の書き方などさまざまな点に注意を払いながら、記事の質をアップさせていくことが重要です。
ブログのアクセス数に伸び悩んでいる人は、これから解説する方法を試してみてください。
ブログのテーマの決め方
自分の好きなこと・得意なことをブログのテーマにするのが一番ですが、ここではアクセス数を増やすことを重視したテーマの選び方を解説していきます。
市場規模が大きいテーマを選ぶ
ブログで書きたいテーマをいくつかピックアップしたら、以下のツールを使ってそれぞれのキーワードがどのくらい検索されているのかをチェックしましょう。
これらのツールを使えば、キーワードの月間平均検索ボリュームや過去1年間の検索ボリュームの推移を把握することができます。
キーワードに対する検索数が多いほど市場規模が大きく、競合も多いというイメージがあるかと思いますが、実はまだ記事にされていないキーワードが転がっていることも多いです。
競合サイトがまだ記事にしていないキーワードを見つければまだまだ検索上位を狙えるため、市場規模が大きなテーマほどアクセス数を稼ぎやすいということですね。
逆に市場規模が小さいテーマの場合、検索で上位に表示させることはできるかもしれませんが、そもそもの検索ボリュームが少ないため多くのアクセス数は見込めません。
「しばらくブログを運営してみたけれど、検索数が少なくてアクセス数が伸びない」という人は、テーマの枠を広げてみるといいでしょう。
また、いくつかテーマの候補があってどれにするか迷っているという人は、実際にASPサイトの案件をみて決めるのもいいかもしれません。
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専門的すぎるテーマは避ける
専門的なテーマはどうしても企業のサイトが上位に表示されてしまうので、以下のようなテーマではアクセス数が伸びない可能性が高いです。
- 医療
- 健康
- ダイエット
- サプリ
- 法律
- 税金
特に医療・健康ジャンルは誤った情報が拡散されると健康被害をきたす恐れがあるため、病院や企業などといった信頼性の高いサイトに対し個人ブログの勝ち目はありません。
ブログのアクセス数を重視して考えるならば、国家資格などを持った専門家のいるジャンルは避けることをおすすめします。
ブログ記事の書き方
記事数があるのにも関わらずブログへのアクセス数が増えない場合は、記事の書き方に問題にある可能性が高いです。
記事の書き方にはいくつかのポイントがありますので、アクセス数が伸びないことに悩んでいる人はぜひ以下の項目をチェックしてみてください。
キーワードを意識する
テーマ決めの時と同じように、ブログの記事を書く時にもキーワードを意識することはとても重要です。
まずは以下のツールを利用して、ブログのテーマとなるキーワードを検索してみましょう。
- Googleサジェスト機能(Google検索窓)
- 関連キーワード取得ツール(仮名・β版)
実際に上記のサイトにキーワードを入れて検索してみると、ブログのテーマの関連キーワードがズラリと表示されます。
例えば「ブログ」で検索した場合、出てくる関連ワードは以下のようなものです。
- ブログ おすすめ
- ブログ 始め方
- ブログ 収入
- ブログとは
- ブログ 収益化
- ブログ アフィリエイト
関連キーワードを見てみると、ユーザーがどのような悩みを抱えてキーワードを検索をしているのかが目に見えてわかります。
記事を書く時にはこのような方法でユーザーの検索意図を調べ、悩みに寄り添った記事を書くことで、アクセス数がアップしてくるはずです。
しかし、いくら検索ボリュームが大きい「ビックキーワード」を使用した記事を書いても、競合が強いテーマの場合、検索上位はなかなか狙えません。
今までビックキーワードのみでSEO対策をしていた人は、検索ボリュームがそこそこ合って競合が少ない「ニッチキーワード」を取り入れた記事を作成することで、アクセス数を増やすことができるでしょう。
検索上位の記事を参考にする
記事で扱うキーワードが決まったら、そのキーワードを検索して上位10個の競合サイトを確認してください。
検索で上位に表示される記事は、それだけGoogleに評価されているということなので、それらのタイトル名や記事内容の共通点を探すことがアクセス数を増やすための近道となります。
自分で選定したキーワードを軸にしながら、競合サイトの分析結果を反映させた記事を作成しましょう。
ここで注意したいポイントが、競合サイトはあくまでも参考程度にするということです。
Googleは既にあるサイトと類似した記事を書いた場合、利便性が低いという理由で高い評価をつけてはくれません。
オリジナリティのある高品質な記事が高い評価を受ける傾向にありますので、アクセス数が伸びない人は、競合サイトを参考にしながら自分らしいバランスの良い記事を作成するようにしましょう。
クリックされるタイトルをつける
記事のタイトルは、アクセス数を増やすうえで重要な役割を果たします。
何故ならいくら検索上位に表示されたとしても、思わずクリックしたくなるようなタイトルでなければスルーされてしまうからです。
どんなに素晴らしい記事を書いても、実際に読んでもらえなければ意味がないので、ユーザーの興味を掻き立てるようなタイトルづくりを心がけましょう。
実際にタイトルをつける時に、意識して欲しいポイントが以下の5点です。
- タイトルの文字数は25~35文字
- キーワードはなるべく冒頭に入れる
- 具体的な数字を入れる
- 悩みを解決できることを伝える
- 興味をそそるフレーズを入れる(保存版・必見・裏技など)
魅力的なタイトルは検索からのアクセス数を増やすだけでなく、SNSのクリック数アップにもつながります。
目次を記載する
文字数が多いのにも関わらず目次を用意していないと、ユーザーはすぐにページを閉じてしまう可能性が高いです。
ユーザーに最後まで記事を読んでもらえるように、冒頭で目次を掲載して、必要な情報が得られる記事であることを一目でわかるようにしておきましょう。
きちんと記事を読んでもられば、ブログのファンになってもらえたり、他の記事へのアクセス数アップにつなげることができます。
文章を見やすくする
目次がない場合と同様に、読みにくい記事はユーザーの直帰率を上昇させる原因となります。
ただダラダラと文字だけが綴られている記事は、ユーザーを疲れさせてしまうので、太字やマーカー、画像などを使用して見やすいページをつくることが大切です。
特に記事中に良質な画像を挿入するとユーザーの利便性が高まり、Googleから評価されて検索順位が上昇する可能性があります。
検索順位があがればアクセス数のアップも見込めるので、ぜひ視覚的な情報を加えてよりわかりやすい記事を作成してみてください。
目を惹くサムネイル画像を設定
アクセス数を増やすためには、タイトルだけでなくサムネイル画像にもこだわる必要があります。
ブログの記事一覧やSNSを見てクリックしてもらえるように、パッと目を惹くサムネイル画像を設定しましょう。
また記事内容に合ったサムネイル画像を設定することで、視覚的にも何が書かれている記事なのかわかりやすくなります。
トレンド記事を書いてみる
流行のものやトレンドネタに関する記事は、一時的にブログのアクセス数を増やすことが可能です。
例えば、トレンド記事のジャンルには以下のようなものがあります。
- 芸能ニュース
- 時事ネタ
- 最新映画
- テレビで紹介されたお店
- 流行の商品・食べ物
- 季節ネタ
トレンドキーワードは以下のサイトから調べることができるので、アクセス数が伸びない人は、定期的に書けそうなキーワードがないかチェックしておくとよいでしょう。
SEO対策の仕方
アクセス数を増やすために一番重要なのはSEO対策です。
SEOとは「検索エンジン最適化(Search Engine Optimization)」のことで、検索エンジンに評価されるブログや記事をつくることにより、自己サイトを検索上位に表示させることをいいます。
これまでもSEOに関する話しを少ししてきましたが、以下ではさらに詳しく対策方法をみていきましょう。
始めはとにかく記事数を増やす
SEO対策以前に、記事数が少ないうちは検索エンジンに認識すらしてもらえません。
ブログタイトルや記事タイトルを入力しても検索結果に表示されない場合は、まだGoogleに評価されていない可能性があります。
始めのうちはとにかく記事数を増やして、Googleに認知してもらえるブログをつくりましょう。
内部リンクを入れる
記事のなかに関連性のある内部リンクを入れることで、検索エンジンの評価を高めることができます。
例えば「ブログの作り方」という記事を作成した場合、「ブログで稼ぐ方法」「おすすめのアフィリエイト」など、これからブログを作る人が知りたいであろう内容の記事をリンクしておくことが重要です。
また記事の真下にある関連記事項目も追加しておくと、ほかの記事へのアクセス数を増やすことにつながり、過去に書いた記事の検索順位を保てます。
このように、1つの記事からほかの記事へ誘導し、ユーザーがブログを巡回できる仕組みをつくることで、ブログ全体のSEOを強めていきましょう。
ユーザーの直帰率を下げる
直帰率 | 1ページしか見ずに帰ったユーザーの割合 |
離脱率 | ブラウザを閉じたり別サイトへ移動したりしたユーザーの割合 |
滞在時間 | ユーザーがサイトに留まっている時間 |
ページのセッション | ユーザーが何ページみているかの平均 |
ユーザーの直帰率や滞在時間、ページのセッションは、ユーザーの満足度をあらわす指標となります。
これらの数値はGoogleアナリティクスで確認できるので、まだ見たことがない人はぜひチェックしてみてください。
ユーザーが早い段階でページを離れていることが確認できた場合、ユーザーの満足度が低いことが原因で検索エンジンからの評価が下がり、アクセス数が伸びない可能性が高いです。
検索流入からきたユーザーは辿り着いた記事のジャンルに興味を持っているので、わかりやすくカテゴリー分けをしておくことで、ほかの記事を読んでもらえる確率があがります。
ユーザーが求めている記事をすぐに見つけ出せるようなサイトづくりを心がけ、SEOを強化することがアクセス数アップにつながるはずです。
記事のリライトをする
SEO対策において、記事のリライトは非常に重要な役割を果たします。
何故なら1つ1つの記事の質を高めて、ブログ全体のクオリティを上昇させることが、検索エンジンの評価につながるからです。
定期的に各記事の検索順位をチェックして、上位にあがってこない記事は積極的にリライトをおこないましょう。
記事のリライトをするうえでは、以下の4つのポイントを意識してください。
- キーワードを増やす
- 競合と比較して足りないところを補う
- オリジナリティを高める
- ユーザーの満足度を高める
記事のリライトは質を向上させるだけでなく、情報を新しく更新するという意味でもSEOを強化することができます。
ある程度記事が溜まってきたら、新しい記事を更新するのではなく、リライトに力をいれてみてください。
被リンクを獲得する
被リンクとは外部のサイトに貼られた自己サイトのリンクのことをいいます。
被リンクをたくさん獲得するとSEOが強化されるため、アクセス数が伸びないことに悩んでいる人は外部のサイトで紹介してもらいましょう。
実際に被リンクを獲得する方法としては、以下のようなものが挙げられます。
- 記事内にソーシャルボタンを設置する
ブログ内にソーシャルボタンを設置しておくと、記事を読んでいいなと思ってくれたユーザーがSNSで発信しやすくなります。
- SNSで自分の記事を宣伝する
被リンクを獲得するためには、SNSを使って自分の記事を宣伝するのも一つの手です。
ブロガーの多くはSNSを利用しているため、つながっておくと記事を更新した時に拡散してもらえたり、ツイートしてもらえたりする可能性があります。
- 取材記事を書く
人やお店、企業の取材記事を書くと、取材先のサイトで自分のブログを紹介してもらえることもあります。
取材記事はブログのオリジナリティも高まるため、サイトの質を向上させるSEO対策としても有効です。
- 寄稿をする
他のブログやメディアに寄稿をすると、ライター紹介で被リンクを獲得できます。
クラウドソーシングでも記名記事を募集しているがあるので、ぜひチェックしてみてください。
ブログで解析すべき項目
ブログのアクセス数が伸びない人は、Googleアナリティクスを使用してアクセス解析を行う必要があります。
しかし、解析といってもなにをしたらいいのかわからないという人も多いと思いますので、以下ではアクセス解析のポイントについて解説していきます。
ペルソナ通りのユーザーが訪問しているか
検索流入で訪問者数を稼げても、想定しているペルソナと実際にサイトを訪れた人の属性がズレていては、ユーザーの満足度が低下してしまいます。
まずはGoogleアナリティクスでユーザーの性別や年齢などを解析してみましょう。
もしペルソナ通りのユーザーが訪問していなければ、もう一度ペルソナの悩みや疑問となるキーワードを洗いだして、サイトづくりを見直す必要があります。
このようにして正しい集客をすることでユーザーの離脱率や直帰率が下がり、結果的にブログ全体のSEO評価を高めることができます。
どのページが読まれているか
ブログを続けていると、読まれているページとそうでないページがでてきます。
アクセス解析ではユーザーが始めに読んだページを確認できるので、どのような記事が検索流入を獲得しているか、どのジャンルの記事が人気なのかを把握することが可能です。
アクセス数が増えない人はまずそれぞれのページの評価を確認し、たくさん読まれているジャンルの記事を増やしたり、人気のない記事のリライトをしたりするなど、サイトのメンテナンスをおこないましょう。
流入キーワードを確認
ペルソナに加えてユーザーの流入キーワードを把握しておくことも、アクセスを集めるうえでは重要になります。
何故ならアクセス数をアップさせるためには、ユーザーが検索する商品や悩みなどのキーワードを狙った記事を書く必要があるからです。
サイト全体あるいはページごとに、ユーザーがどのようなキーワードで流入しているのかをチェックし、狙い通りの集客ができているのかを確認してみましょう。
しかし、なかには狙ったのにも関わらず、うまく検索流入が得られていないキーワードもあるかと思います。
そのような場合は、競合が強すぎて上位表示を逃している可能性が高いため、複合キーワードを上手く活用しながら専門性の高い記事を作成してみてください。
サイト解析を重ねてSEOを強めていくことが、アクセス数アップにつながっていくはずです。
実際のユーザーの動きを把握
Googleアナリティクスを使用するとアクセス解析に加えて、サイト内でユーザーがどのような動きをしているのかを確認することができます。
ブログのアクセス数が伸びない人は、ヒートマップを使用して、ユーザーがおこなった以下の動きを確認していきましょう。
- どこまでスクロールしてページを離脱しているか
- 内部リンクをクリックしているか
そして解析をした結果、ページ内で離脱しているユーザーが多いポイントや、うまく内部リンクへの誘導ができていない部分を見つけたら、サイトの改善をしていく必要があります。
「なぜ離脱しているのか?」「なぜクリックされないのか?」などの理由を考えて、サイトの見やすさや内部リンクの内容が適切かどうかを見直しましょう。
まとめ
アクセス数を増やすブログの作り方を、テーマの決め方からアクセス解析の仕方まで詳しく解説してきました。
ブログは一度記事が完成したら終わりではなく、アクセス解析をしたりユーザーの動きを確認したりしながら、常にサイトの改善をしていく必要があります。
「人のためになる記事を書こう」「見やすいサイトをつくろう」など、読み手の立場になってサイトづくりをしてみると、ブログ全体の質がありアクセス数も自ずと集まってくるはずです。
まずは自分のブログを見直すことから始めて、よりよいサイトづくりに励んでみてください。